世代をつなぐ生涯学習の先に、プログラミングとものづくりがありました

16/05/2016 デザインと情報

NPO「鎌倉シチズンネット」

「市民が自ら運営する市民のための情報環境支援組織」、鎌倉シチズンネットへ飛び込んだのが少し前。15年前の設立趣意をWEBで見て共感を覚え、己も支援できることもあるだろうと、事務所に伺ったのでした。地域のウェブサイトは誰が手がけているのか、手がけるべきか。そんな疑問もあっての飛び込みでしたが、今や会員です。

設立趣意にこうあります。「鎌倉市民に対して、鎌倉市行政と協働して、最新の情報・通信技術を活用して,市民生活や市民活動を促進するための情報環境の構築または構築支援の事業を行います」(KCN設立趣意書より http://www.kcn-net.org/org/npo2_doc.htm。今こそ必要だろう。当時の終身雇用時代に引退された世代が中心となってNPOを立ち上げられたようです。15年を経た事務所には、元気な60代70代の親父さんたちがおりました。若いのが来たぞという感じだったのではないでしょうか。

世代をつなぐ生涯学習。その先にプログラミング教室がありました

昨今「プログラミングと教育」がメディアを騒がせていますが、身近なところでも起きています。

シチズンネットではパソコン教室を開いています。今どきパソコン教室?と最初は思ったのですが、スマホ、デジカメ…多様なデジタルツール全般のワンポイントレッスン。これはこれで知識的な面だけでなく、地域のみなさんが学びを通じて会って話すという、直接的コミュニケーションの意義が強いようです。ツールの使い方+αは全世代の課題。教える側も学びながら、知と日常のコミュニケーションの循環が起きています。年齢問わずに教えながら学ぶ生涯学習なんです。


ScratchとXbox Kinectで実験中の笑顔なおじちゃんたち

パソコン教室も今は…という本音もあったのでしょう。僕が入会した3月頃から、これまでの教育ノウハウを元に、こども向けの「プログラミング教室」がはじまりました。MITのScratchを使用したプログラムを学ぶカリキュラムです。KCNに参加されているみなさんは生粋のエンジニアな方も多く、サーバーサイドもハードウェア専門の方々も。学校で教鞭をとられている方もいたりと、なかなかの強者です。60代も70代もバリバリとコードを描いたりと、今日も学び、最新のIoT教育にいそしんでいるのでした。

IoT(電子ものつくり)教室も始まりますよー


Yさんが持ってきたlittleBitsで遊んでみるおじちゃんたち

市販キットのパーツは高い。じゃぁつくっちゃおうという方もいます。ハンダ付けから教えてもらおうかしらと、僕も教わる側です。今後、親子で学ぶ会の開催や、カリキュラムの応用、出張教室等、可能性はひろがります。今はテスト的期間で生徒さんは少ないのですが、そもそもそんなに教室の存在が知られていないだけ。幅広い世代で学ぶとおもしろそうです。知らなかっただけですでに興味のあるという方は是非いらしてくださいね。対象は小学生以上、上限なし!
http://www.kcn-net.org/org/monodukuri/index.html

NPOや市民活動と経営

最近会う方たちと話していて「いかに地域内での活動で経済をまわすか」。となります。どうにかこうにかやらないとですね。サイクルによっては外から仕事を引っ張ってこれるように。東京目線だと地域に何か仕事がないか?という営業の目もありますが、逆。地域が他の地域、都市や世界から仕事を持ってこれないと弱っちゃう。

鎌倉に屈強なじっちゃんエンジニアたちがいるのでよろしく!というお話でした。

つづく