トンネルも住宅地もジェットコースターで突き抜ける。湘南モノレールで海へ行こう

14/01/2016 町と住まいと

日常に溶け込んだご近所路線を、愛でてみる

山ありトンネルあり、高低差とカーブの激しいコースどりが魅力の、湘南モノレール江の島線。大船から江ノ島までの6.6kmを15分くらいで走り抜けます。角張った超合金的デザインの車体からの景色の変化は、ジェットコースター。気を緩めると倒れそうなほどの揺れと眺めを楽しみます。タモリ倶楽部向けな路線ではないでしょうか。不定期で、ゆるいゆるキャラ「しょもたん」にも会うこともできます。

Wikipediaによると、三菱重工業、三菱電機などの出資により、1970年に開業。設備機器の宣伝の目的もあって、懸垂式(吊り下げ型)モノレールの優位性を示すため過酷な条件の地形に挑むように建設されたそうです。70年代には観光需要が3割、通勤・通学需要が7割であったものが、今では通勤・通学需要が9割程度。

2015年5月に経営共創基盤傘下のみちのりホールディングスに株式を譲渡されたとのニュースがありました。

経営危機の湘南モノレールをドル箱路線に(現代ビジネス 2015年05月15日)
売りに出た「湘南モノレール」が進む道とは?(東洋経済オンライン 2015年07月02日)

経営危機ではないと思いますが、レトロでアトラクション性の高い走りっぷりの割には、観光客は多くありません。東京方面から江ノ島鎌倉観光するにおもしろいルートなんですけどね。湘南深沢駅から江ノ島までの5キロくらいの起伏ある山道を、ゆっくりランニングしながらパシャリ。

深沢本社車庫脇にある湘南ボウル前から。車庫への分岐が見られます。湘南ボウルのWEBサイトがなんとも懐かしすぎるトーン!近所のよしみでリニューアルの提案をしましょうか

片瀬山駅周辺にて目線の下を行くモノレール

振り向けば遠くに七里ヶ浜。海は近い

モノレールで鎌倉山を超えたら、江ノ電で海辺を行くもよし

東京方面から江ノ島へ出る際に最短ルートを行く湘南モノレール。江ノ電に乗るためにモノレールに乗るというコース取りもぜいたく。ゆるキャラ「しょもたん」は江ノ島電鉄の「えのんくん」のお友達であると公式に伝えられているようです。観光客1割程度というマイナー感を是非お楽しみください。

湘南江ノ島駅から七里ヶ浜方面へちょっと足をのばして腰越漁港へ

湘南深沢駅からの富士山。エリア開発については署名によりリセットの状況だそうだ

スケール感が狂うほどの、広大な空き地がモノレール脇にあります。この空き地について触れようと思ったら、先に脇を行くモノレールを追いかけてしまいました。空き地の話はまた今度。ぶらりご近所フィールドワーク。

つづく!